若手営業社員研修会

 去る1月12日、弊社において客先の『若手営業社員研修会』が行われました。

 これは、弊社取引先である住鉱潤滑剤殿(http://www.sumico.co.jp/)の全国11営業エリア若手営業マン18名の4日間にわたる研修のうち、『製品使用状況の実地研修と作業実習』を弊社工場で行ったものです。

 狭い工場内に、研修生18名と引率兼監督役の技術部の方々4名、それに講師の私計23名がひしめき合い、本当にこんな所で研修会が行えるかと、いささか心配でした。

 カリキュラムは、工場内での作業実習を9名の2班に分け午前と午後それぞれで行いました。その間もう1班は工場外の駐車場で前日セッティングをした4tトラック後輪ダブルタイヤ+デフレンシャルユニットの構造講習と乗用車(家内の車(笑) )のオイル交換&エンジンルームの構造講習を行いました。
 車両講習には自動車整備技師の資格を持つ住鉱潤滑剤・仙台営業所・宇梶 雅 氏が講師を勤められました。 
【工場内実習項目】

○械加工工程説明
○ドリル穴明け・タップ作業
○旋盤加工
○フライス加工
○ラッピング
○探傷試験
○溶接作業
○ベアリング組み立て・給脂作業
作業の最初の工程である材料切り出しを高速カッターで実演しました。

皆さん切断は初めてなのか、火花に感動の声があがりました(笑)
穴明けタッピング作業はSS400の黒皮材とSUS304磨き材をあらかじめ人数分用意し、それぞれで体験していただきました。

中には勢いよくタップを折る方も(笑)

タップ終了の材料に各々名前のイニシャルを刻印し、その日のお土産となりました(^-^)

ダイヤモンドスプレーでのラッピング面の比較試料
左から
研磨 ・ ペーパー#220 ・ ペーパー#600
ダイヤモンドバフ#1200 ・ ダイヤモンドバフ#3000
仕上がり面の違いを確認していただきました。
探傷スプレーによる微細亀裂の確認

試験片は非破壊試験協会推奨のもので、あらかじめ微細亀裂を発生させたアルミブロックでの確認作業を行いました。

アーク溶接では決して火花を見ないようにとの注意を。 スパッタ防止剤を塗布した面(手前半分)と未塗布面の違いを確認しました。

脱脂洗浄された深溝玉軸受にグリースを充填し、ハウジングに挿入する作業を全員にしていただきました。 ピローブロックの軸受シールを外し、脱脂洗浄された軸受内に、グリースガンからグリースが供給される状況を確認していただきました。

大人数に圧倒され、吠える気力を無くした黒柴犬の『藤(ふじ)』
技術部の方々には『う〜じ〜』?の愛称で可愛がられていました(笑)

4tとラックのダブルタイヤをばらし、ブレーキ部の説明に入ります。 等速ジョイント内の構造と軸受について説明をされる宇梶氏。

家内の車、午前と午後2回もエンジンオイルの交換をしていただきました(笑)
家内曰く、非常に調子が良く、アクセルを踏まなくてもブンブン走るそうです(^_^;) 

天候にも恵まれ屋外での車両実習と工場内での作業実習も怪我も無く無事終了する事ができました。

研修生の皆さんは初めての体験にもかかわらず、どんどん勧んで実習をされ、過密なスケジュールも全て行う事ができました。

これを企画された技術部の皆さん、参加された研修生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
また、私にとってこのような講師を務めることは初めてのことで、いささか緊張しましたが、大変良い経験となりました。
ありがとうございました